腎臓の機能低下と血圧異常の関係

腎臓の機能低下と血圧異常の関係

腎臓と聞くと、尿を作って排泄する器官、というイメージですよね。尿の大部分は水分と塩分ですが、そのバランスが崩れると、様々な事を引き起こすのです。

たとえば、腎臓の機能が低下していると、体にとって余計な水分と塩分を尿として外に排泄することができなくなります。すると、血液も水分と塩分が大部分ですので、血液の量が増えます。血液の量が急激に増えると、血管の中での流れの圧力が上がります。つまり、細いホースの中に大量の水を流すような状態になります。これが高血圧なのです。

反対に、血圧が上がると血液の量が増えて腎臓の仕事が増え、負担がかかり機能が低下します。するとまた排泄がうまくいかなくなり、それによってさらに血圧が上がる、という最悪のルーティンにはまってしまいます。

このように、高血圧を防ぐには腎臓の機能を低下させないこと、逆に腎臓を守るには血圧を上げない事、が大きなポイントになります。

腎臓の機能を低下させないためには、食事の塩分を摂りすぎない事です。また、タンパク質の摂りすぎもよくないと言われています。タンパク質の代表的な食べ物はお肉ですので、野菜中心の薄味食を心がけるとよいかと思います。どうもそれでは味気なく寂しい食事になってしまう、と思うかもしれませんが、薄味の食事と言うのは、素材の味を存分に味わえます。よい旬の素材を選んで軽く味付けしたものをいただくのは、とても贅沢なものですよ。ぜひ季節に合わせた薄味食を楽しんでみてくださいね。